睡眠時無呼吸症候群の検査および治療について
睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。医学的には、10秒以上息が止まる状態を無呼吸といい、平均して1時間に5回以上、睡眠中に無呼吸が見られる場合はこの疾患と診断されます。
睡眠中に何度も息が止まると眠りの質が悪くなり、日中の眠気やからだの怠さなどの症状を引き起こし、社会生活に影響を及ぼすことがあります。また、血液中の酸素が欠乏することによって心臓、脳、血管に負担がかかり、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの重篤な合併症を来たす危険が高まります。そのほか糖尿病、高血圧症などさまざまな持病への悪影響も報告されています。
検査について
当院では、ご自宅での睡眠時無呼吸症候群簡易検査機器を用いて、SASを判断する検査を行なっております。
クリニックにて申し込み後、自宅に検査キットが送られてきます(おおむね2週間以内)。
手の指や鼻の下にセンサーをつけて、眠っている間の呼吸と血液中の酸素(濃度)の状況を調べます
この際のAHI(1時間当たりの無呼吸および低呼吸の回数 Apnea Hypopnea Index)が40回以上の重症の無呼吸症の場合→CPAP療法をおすすめします。
またAHIが20回~40回未満の場合は詳しいPSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)のため、病院をご紹介します。→現在、在宅でのPSG検査にも対応をしており、自宅での検査も可能です。
AHI20未満の場合が、マウスピースなどの作成を検討します。
費用の目安としては、3割負担で、簡易検査の場合は3000円程度、PSG検査の場合は12000円程度(別途初診料など)となります。
治療について
CPAP治療を行う場合、ご自宅にCPAP装置が送られてきます。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
現在、中~重症の睡眠時無呼吸症候群において、もっとも有効な治療法とされております。
月1回程度の通院が必要となりますが、費用としては3割負担で5000円程度となります。
より詳しく知りたい場合は 睡眠時無呼吸なおそう.com をご参照ください。
